全国消防長会東北支部消防職員意見発表が4月23日秋田市で開催され、秋田県代表として 角館消防署の新田理沙消防士が出場しました。

新田消防士は、救急講習で「ひとりで出来るか心配だ」という声を聞き、スマートフォンでいつ でもどこでも心肺蘇生の動画が見られるよう動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」に 動画を投稿することを考えました。

ただ動画を投稿するのではなく、緊急事態に対応できるよう二つの工夫を取り入れました。

ひとつめは、「すみません。誰か来てください。」と助けを呼ぶ声で検索できるようにすること。

ふたつめは、詳しい説明をはぶき、緊急事態に直面した人がまねをするだけで心肺蘇生 にとりかかれるようにすること。

実際に動画を作成し、中学生を対象とした講習会で使用したところ「わかりやすい」と言っ てもらい、動画の効果を確信したことを発表しました。

審査員の皆様から、提案を実現し実証まで行っていることを高く評価していただき最優秀 賞を受賞しました。

新田消防士は、5月23日に静岡県浜松市で開催される全国大会へ出場します。

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